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 待望の復活を果たした子供ばんどのライブレポとかブツ紹介とか R&R WILL NEVER DIE!! やなこた忘れて踊ろじゃないか!!

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2012.01.15記★11CD+1DVD『子供ばんど大百科 1980-1988』其の弐

30年以上前に手に入れたアナログ盤をやおら引っぱり出してはためつすがめつ。

KODOMO_BAND_1980.jpg

音源自体はしょっちゅうCDやそれを取り込んだiPodで聴いているから懐かしさを感じることは無いのだけれど、こんな風に古いブツに触れていると突如と して得も言われぬ感覚に襲われることがありますね。あの脳裏に勝手にフラッシュバックしてくる感じ。しかもちょいと切なさ混じりで。

そんな時、僕はその感覚をもっと味わっていたい、逃すまいとするのだけど、いつも決まってすぐに消え去ってしまう。瞬間的とはいえ、その感覚の濃厚さは例えば「あゝ懐かしい~」と口にすることで全て言い表せてしまうレベルを遥かに超えたものだったりするわけで。うーん、うまい言葉が思い浮かばないな。

とまれ、今回自分にそんな感覚を喚起させたきっかけのひとつが、11月11日にリリースされたBOXセット『子供ばんど大百科 1980-1988』のボーナスDVD『発掘映像』であることは分ってるんですけどね。

KB_BOX_003.jpg

KB_BOX_DVD_MENU.jpg

収録されているのは、

①サマータイム・ブルース(1980 日比谷野音 Real Rock See-Saw Scene ライブ)
②Rock & Roll Singer(1984 NEW YORK CBGB ライブ)
③ROCK & ROLL WILL NEVER DIE!!(1984 NEW YORK オフショット)

の3曲。そう、たったの3曲。

正直もっと収録して欲しかった、容量に余裕あり過ぎだし、とついツッコミを入れたくなりますが、それは収録されている内容がバツグンに面白いからであって、中でもライブ映像①②がもたらすインパクトはもう絶大。

実はどちらも映像作品『実録 子供ばんどの歴史』 にチラ見せ程度に収録されていたもので、これもっと見たい!と思っていた人は多いはず。それが今回拡大バージョンとして日の目を見たわけですからね、そりゃあ嬉しい。

history_of_KODOMO_BAND.jpg

さて今回は、デビュー前のライブ映像①についてちょいと掘り下げてみたいと思うわけですが、撮影されたのは1980年7月6日に日比谷野外音楽堂で開催された、当時SEE SAWレーベルに所属する4組のバンドが出場したイベント。『WE LOVE 子供ばんど』の裏ジャケの写真がこの時に撮られたものだということはファンならご存知かと思いますが、実は後にレーベルのPR用として当日のライブ音源を 収録したLP(非売品)が制作されていました。
0001.jpg 0003.jpg

『REAL ROCK SEE SAW SCENE Vol.1』 (B-1050)
SIDE A
               1 のら猫(「野良猫」と表記)/子供ばんど(3:42)
               2 キャプテン・キッド/子供ばんど(3:01)
               3 世の中カワルサ/TENSAW(4:50)
               4 DOBUITAst. (Mr. Blues Guy)/TENSAW(5:36)

SIDE B
               1 1999/ザ・ロッカーズ(2:07)
               2 気をつけろ//ザ・ロッカーズ(2:48)
               3 可愛いあの娘/ザ・ロッカーズ(2:14)
               4 キャデラック/ザ・ロッカーズ(1:57)
               5 You're Like A Doll Baby/ジョニー・ルイス&チャー(8:11)

0007.jpg 0006.jpg

この日トップバッター2番手として登場した子供ばんどは2曲の収録。ミニアンプを載せたヘルメット&ミニギターという飛び道具を装着したJICKがステージに駆け上り弾きまくるところから始まるんですが、その途中でいきなり「のら猫」がカットインしてくるという荒っぽい編集。そしてMCを挟んで「キャプテン・キッド」へ。

実はこの日の「のら猫」はJICKがワンコーラス目の歌詞を繰り返して歌っている珍しいバージョンになっていて、それが歌詞カードにもそのまま記されているんですね。こんなところがいかにもデビュー前の制作って感じですが、そのレア具合が音源フェチとしては何ともタマらない。それとMCの収録ですね、興味深いのは。これは子供ばんどの旨味というか長所をレーベル側がきちんと掴んでいたことのあらわれなのかも。

それにしても今回蔵出しされた映像といい、このPR盤に収録されている音源といい、どちらも未発表のブブンがたっぷりと残されているのは間違い無いハズなので(ちなみに『DYNAMITE  L・I・V・E』に収録されている「お前の事ばかり」がこの日比谷野音での演奏です)近い将来、完全版と銘打ちリリースされることを願ってやみません。

スタジオ作品は一部のオリジナルLP未収録の曲を除けば、ほぼ再発が叶ったので(ナゼ真の完全版を目指してくれなかったのか、そこにもどかしさが残るけど)、次回はぜひライブ・アンソロジー的な箱モノのリリースに期待したいところ。出来れば映像と音源を抱き合わせたヘビー級で。それだってバンドが活動していれば不可能なことじゃないと思うんですよね。今回のBOXセットがそうであったように。

というわけで、今回このPR盤から1曲拝借して動画を作ってみました。

作業している間に僕が思い出していたのは、1981年の某月某日、卒業を目前にしてヒマを持て余していた埼玉在住の高校生数人が何か面白いもんないか?と 雑誌「ぴあ」を見たことから、その日池袋のヤマハ(ヤマハ池袋東ショップ)で初めて目撃することとなった子供ばんどの演奏。これがもうとにかく衝撃的だった。

海の向こうの名曲群に決して引けをとらない見事なリフを中心に構成された楽曲と確かな演奏テクニックが生み出すドライブ感。タイプの異なる2本のリードギターの掛け合いもとても鮮烈だったし、それまで聴いてきたどの日本人ボーカルとも違う洋楽寄りでロックな歌いっぷりにもシビレた。モチロンあの気分が高揚しまくるステージアクションと笑いのセンスも忘れちゃいけません。

そんな衝撃を受けた翌日、近所のレコード屋で手に入れたのがデビューアルバム『WE LOVE 子供ばんど』(帯には『ウィ・ラヴ 子供ばんど』)でした。

”サザンオールスターズ、シャネルズを生んだEast Westの'79グランプリを軽くかっさらった、最高のロックンロール・ブギー・バンド!!衝撃のライヴ・パフォーマンスを秘めてデビュー!!” ~帯より~

この「ロックンロール・ブギー・バンド」の称号に今また強くナットクしつつ、そんな一連の懐かしさが、今は切なさでなくワクワク感をともなったそれであるのは、つまり子供ばんどが今も現役で活動しているバンドだからなんですよね。

そしてここが個人的にとても肝なんですが、肝心のパフォーマンスの内容が過去と比べて云々というエクスキューズ抜きで楽しめる、心からスゴイと実感出来ることが本当に嬉しくて。長くファンを続けてきた身としては実に幸せなことですホント。

てなわけで、いずれ消されちゃうかも知れないけど(これが初めての公式音源up)未発表ライブ音源集リリースへの願いを込めてってことで。

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