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Category : ライブとか

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2013.06.25記★「ロックの日!子供ばんど × フラカン」下北沢GARDEN 6月9日(日)其の弐

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…というわけで、フラワーカンパニーズに続いて登場した我らが子供ばんど。

今回は初めて「サムライダマシー」の出囃子に乗って登場。ゲバゲバもいいけど、やっぱりコッチの方が燃える。

4/27 アラバキや5/5渋谷タワレコと同様、この日も『CAN DRIVE 55』のアタマ3曲を一気に聴かせるすべり出し。整理番号が200番台だったので、前方での参戦は諦め、その代わりってこともないんですが、今回はじっくりと鑑賞させてもらおうと、まずは「55」についてはトーベンさんのベースに注耳しようと決めていて、そしたらやっぱり飛び出したフーの「リアル・ミー」 を彷彿とさせるフレーズに圧倒されつつも思わずニンマリとしちゃったり、この日もアルバムの間そのままに飛び出すゆうさんのフィルインからの 「Na.Na.Na.」ではドラムに注耳状態。するとカウベルの音もいつになくダイレクトに耳に飛び込んでくるし、あとコーラスですね。例えば「かわすすべなし〜」や「マニュアル通り〜」の位置のそれ。ライブではゆうさんが一人で取ってることに今回初めて気付きました。

うじきさんはラジオに出演した時などに「55」は最後にレコーディングした曲だと言ってましたが、この曲、出来てくれて本当に良かった。

これがあるとないとじゃ大違い。ってか無いことがまるで想像出来ないというか。この曲で気持ちよくノラせてもらってから続く「Na.Na.Na.」に突入する瞬間。これを白眉と言わずして何と言う?

『CAN DRIVE 55』を初めて聴いた時、ここでまず最初にKOされたんですよね。だからライブでもこの2曲が続けて演奏されるのが嬉しくて、それは次の3曲目もそうなんですが、「Na.Na.Na.」のエンディングでJICKがGフラット?の音を伸ばしたままアンプに近付いてフィードバック、そしてくるりと向き直すやいなや飛び出した「カモン! 絶好調!」のイントロ。ザクザクと刻まれていくソリッドなビート。矢継ぎ早に飛んでくる軽妙なセリフ。そして迎えるクライマックスでの4人総出のシャウト。この日はゆうさんも「ゼッコーーチョウッ!!」ラストをやはりシャウトでキメてくれて、これが実にカッコえがった!!

そして、ここで最初のMCタイム。まずはもうすぐデビュー25周年を迎えるフラワーカンパニーズにおめでとう!そしてJICKが当初は彼らの曲と知らずにダウンロードした「深夜高速」の話などをしてましたね。

JICK「自分達もこれからそんな曲作りたいね?」

タニヘイ「作ってないの?俺たち(笑)」

客とメンバー「(笑)」

JICK「俺たち55だけど、いつかそんな曲に出会えたらと思って新しいアルバム作りました〜」

そんな流れから僕にはJICKがその自信の程をちらと覗かせたようにも見えた、今回も”タニヘイのギター大好きです!”の前台詞付きでスタートした「月下酔人」。スタジオバージョンからエモーショナル度数2割増で歌い上げていくJICKとザラッとした感触ながらもとてもコクのあるタニヘイさんのギターが胸に響いて。

とそんな具合に新曲を4つ続けたところで、お次ぎは懐かしいところを2つ。「ジャイアントマンのテーマ」を聴くとキモチが一瞬にして「あの頃」へとすっ飛んでしまうというか、復活してからあまり演奏されてないから新鮮に響くっていうのもあるかも知れないけど、毎日狂ったように子供ばんどを聴きまくってた頃の記憶がじわじわと蘇ってきて何だかもう甘酸っぱいったらありゃしない。

そんな風に、新曲を聴くのとはまた違ったニュアンスで「復活」のヨロコビを実感しつつ、終盤のメロディアスなJICKのギターソロに酔いしれました。

そしてお次は「お前はトラブルメイカー」。今回ミドルセクションでJICKが披露したのは70年代中頃、まだ十代だった頃に、ベーシスト不在のまま(なんとか間に合わせのメンバーを入れて)下北沢ロフトでライブを演った日のエピソード。終演後に”ベルボトムのジーンズを履いた大門軍団のようなレイバンのサングラスをかけた人物(その日の対バンのメンバーさん)”から「お前らサイコーだよ。一緒にやらない?」そんな風に上から目線で(笑)話しかけられ・・

するとゆうさんが、

「湯川さん、お願いします!」

なんとトーベンさんがバンドに加入するきっかけバナシだったのでした。

詳しいことはゆうさんのmixi日記6月8日分をご覧下さい。サンダーキッズを名乗っていた頃のハナシだそうです。

「お前はトラブルメイカーありがと〜〜」

とここでナチュラルカラーの見慣れないギターにチェンジするJICK。ヤマハのPacifica USA2だったと思うんですが、2フレットにカポを付けてクリーンなサウンドを鳴らしながら歌われたのは『CAN DRIVE 55』リリース後初披露となる待望の、本当に待望の「River of sorrow〜孤独の河」。

中盤をドラマティックに盛り上げるタニヘイさんのソロがなんとも感動的でしたが、部分的にはまだこなれてない感もあって、けど今後「だからそばにいておくれ」や「さよならBOY」といった名曲と共にセットの中盤を締めるスケールの大きなバラードナンバーとして強い存在感を放っていくんでしょうね。

続いてはツインのユニゾンフレーズにフロアが大いに沸いていた「風来坊」。これって2月2日に京都拾得でライブをやった時、JICKがMCの中で「今タニヘイがこんな曲に取りかかっていて〜」とサワリだけ紹介した曲だったことを思い出しました。それがこんな完成形を迎えたと。

そして以前にもちょっと触れましたが、すわ新曲か!?いや違う。これは後で知ったんですが、次の曲はフラワーカンパニーズの「俺たちハタチ族」のカバー(タイトルを「俺たちイソジ族」とコールしてました)。ただストレートなそれではなくて、オケがアメリカンハードロック調にアレンジされた、それがまた実に子供ばんどらしくってカッコ良かったです。

”やれるだろう やれるはず 言い続けて55年!” ここでもタニヘイ〜JICKとバトンが渡されるギターソロが炸裂してました。

そして続くTOKYOダイナマイトで場内はさらにヒートアップ。再始動後のこの曲はとにかくドラムが凄いことになってると自分はいつも感じていて、それはまるでまっすぐに伸びたラインの上を数ミリたりともブレることなく高速ですっ飛ばしていくようなイメージ。手と脚のパワーが偏りなく正確に伝達されているからこそ、どの音も驚く程クリアに耳に突き刺さってくる。

でもって、ラストは中期子供ばんどの傑作ロックアンセム「ROCK & ROLL WILL NEVER DIE!!」で大興奮のうちに本編は終了しました。

アンコールはフラカンのメンバーを呼び込んでのセッションと化したわけですが、ここでJICKがあの裸オーバーオールで登場。曲は”まだ演ってないじゃん”な2曲が選ばれて。

「アル中ロックンローラー」はイントロのリフも「たどりついたら〜」以降のボーカルも、途中のソロも一部、そして後半のアル中説教も(説教になってなかったけど)フラカンのメンバーにまかせて、あとは師弟対決、2本のベースが火花を散らす?バトルとか、唐突にストーンズのJUMPIN' JACK FLASHのイントロが鳴ったと思えば、マエカワ氏がミックの真似を披露してトーベンさん大爆笑とか。

『風小僧通信』より”ミックと松の湯

続いてはひさしぶりに聞く”みーんみーん”からのサマタイ!ここでいつの間にか(たぶん最初からだったと思うけど)ドラムがゆうさんからフラカンのドラマー に代わっていて、でゆうさんはどうしてたのかと言えば、なんとギターを抱えて最前線へ。そして曲はそのまま総勢7人の竿振りに突入!そこから今度はボーカル二人によるバトルがひとしきり繰り広げられると、ラストはゆうさんのギター振りでエンディングを迎えるという想定外の展開でもってこの日のライブは終了と相成ったのでした。

ちなみにこれもmixi日記情報ですが、この時ゆうさんが弾いていたギターはGodinのRadiatorというモデルだそうです。

これとは色が違ってましたが、とてもフィンガーボードが綺麗なギターで音も良いらしいですね。

というわけで、長々と書き散らかして参りましたが、ライブ後、いつものように『CAN DRIVE 55』を聴きながらの道すがら、そんな具合に新曲をライブとCDで、リアルタイムでもって楽しませてもらっているゲンジツにあらためて感謝しつつ、今はまた次のライブを楽しみに待ちたいと思います。

【ACT #023】ロックの日!「子供ばんど x フラカン」@下北沢GARDEN

Opening SE : サムライダマシー
01. 55
02. Na.Na.Na.
03. カモン! 絶好調!
04. 月下酔人
05. ジャイアントマンのテーマ
06. お前はトラブルメイカー
07. River of sorrow〜孤独の河
08. 風来坊
09. 俺たちイソジ族 ※フラワーカンパニーズ「俺たちハタチ族」のカバー
10. TOKYOダイナマイト
11. ROCK & ROLL WILL NEVER DIE!!

<子供ばんど&フラワーカンパニーズメンバー全員でセッション>
12. アル中ロックンローラー
13. サマータイム・ブルース

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2013.06.25記★「ロックの日!子供ばんど × フラカン」下北沢GARDEN 6月9日(日)其の壱

子供ばんどにとってはこれが復活後23本目のライブ。

で、今回はどっちが先に演るの?

それについてはうじきさんがMCの中で「どう考えたって自分達が前座だと言ったんだけど〜」

ところが、フラカン自ら先手を引き受けたんだそうです。

それぞれが1時間ずつ演奏し、最後はセッションで〆という流れ。と書くと何やらありがちな感じですが、自分はこれまであまり2マンのライブって見たことないですけど、ステージ上には終始相手をリスペクトするとても友好的な空気が流れていて(MCタイムがどちらも相手バンドの話題ばかりという)、今思い返してもそれはなかなか体験出来ないムードだったんじゃないかなぁと。

というわけで、子供ばんどは2番手で登場。今回は出囃子が「サムライダマシー」に替わっていて、、、と書いたところで、いやまてよ、と。

今度ばかりはチョットだけでも”共演者”のことに触れておくべきなんだろうな。ということで、今は3年前に出たという『フラカン入門』というベスト盤を聴きながらぽちぽちとキーを叩いてます。

「ドリーミンとサマータイムブルース聴いてスゴイと」

「(JICKが)カーリーヘアでヘルメットかぶって」

「さよならBOYをバンドでコピーした」

MCではそんなセリフが飛び出して。

それがどれも自然でヘンないやらしさが無くって、中でも「地元、名古屋のFMで放送された子供ばんどのライブを録音したテープを伸びるまで聴いた」「MCまで真似した」なんて下りには、なんだ一緒じゃん、みたいな。 

彼らの音楽って、正直言うとあまり好んで聴くタイプではないんですけど、ただ、この曲は昨年リリースされた最新作に入ってるらしいんですが「ロックンロー ル」という曲。えらい強い目ヂカラと気迫でもって「ロックンロールは続いてく/どこにもたどり着かないで」と歌っているのを目にした時のあの胸の中がざわつく感じは今も残っていて、なのでついさっきその最新作『ハッピーエンド』をポチったところです。

今聴いているベスト盤の中からは「脳内百景」を演りましたね。ところが、彼らにとっての最大の代表曲って言っていいのかな?「深夜高速」はいつも演奏するもんだと思ってましたがさにあらず。

この曲はうじきさんにとっての生涯初ダウンロード曲だったらしく、さらにはこんな歌を歌うバンドがいるんだと、聴きながらありがとうと号泣した、とまで言わしめた曲。ナゼか演奏されませんでした。

そういえば、この「うじきさんの初めてダウンロード」についてはマンモスのシングルDVDがリリースされた一週間後にUPされた動画の中でも触れられていましたね。

「マンモスの唄」Tシャツ、DVD、MP3配信について【子供ばんど】
http://youtu.be/Fz0UmXxEVq8

それと忘れちゃならんのが、今回のライブでは互いの曲をカバーし合うという試みがなされていて、フラカンはこれがリアルタイムで聴いた初めてのアルバムだったのかな?『HEART BREAK KIDS』の中から「JUKE BOX ROCK'N' ROLLER」を。対する子供ばんどは彼らの「俺たちハタチ族」を「俺たちイソジ族」に変え、アレンジも子供ばんどの流儀というか、ギターオリエンテッドなハードロックに変えて演奏しました。

セットリストはネットにあがっていたものをいただきました。

「ロックの日! 子供ばんど×フラカン」at 下北沢GARDEN - 9th June 2013

01. 脳内百景
02. ドッチ坊主大会
03. SO LIFE
04. 切符
05. アンテな ※新曲
06. JUKE BOX ROCK'N' ROLLER ※子供ばんどのカバー
07. NUDE CORE ROCK'N'ROLL
08. ビューティフルドリーマー
09. ロックンロール
10. なんとかなりそう
11. 煮込んでロック
12. Mr.LOVE DOG
13. チェスト

えっと、長くなったので子供ばんどの部については稿を改めます。

追伸 この入門ベストに入ってる曲では「はぐれ者讃歌」「夜明け」「発熱の男」の3曲が良いなぁ今は。

2013.04.29記★ARABAKI ROCK FEST. 13(みちのく公園北地区「エコキャンプみちのく」 4月27日(土)

遠くから聞こえてくる音に誘われるまま音のする方向へ歩いていくと、やがてステージの全貌が視界に、と同時にブ厚い音像がガツンと耳に飛び込んでくる時のあのワクワクする感じ。自分が音楽好きなことをあらためて実感する瞬間であるし、それもフェスの醍醐味のひとつなんだなぁって。

けど、子供ばんどのステージだけは早めにスタンバって、今回もまた最前で楽しませてもらいました。

今年は2年続けて出た<陸奥>ではなく<荒吐>という小振りなステージでの演奏。実はこれ知らなかったんですが、アラバキって同じバンドでの連続出場は2回までという決まりがあるんですね。今回ステージが変わったのはそのせいもあるのかな?結構日が迫っての出場発表だったし、だからかなりバタバタもしたけど運良く今年も参加することが出来ました。あれ?ってことは来年の出場はナシってこと?いやいや、そんなカタいこと言わずに、伝説のロックグループが新生スタートしてますってことでぜひ来年も出場して欲しい。あ、覆面バンドで!?それナイスです(笑)

さて、時折黒い雲がパラパラと雨を降らせたり、冷たい突風が吹きつけたりと、ああ、これが東北のGWか、さすがにさぶいわーな中、例の三味線ジングルに続いて出囃子「ゲバゲバ」が鳴り響くとまずはJICK以外の3人が登場。そしてPRSを肩から下げたJICKが破顔でステージ中央に駆け出してくる。あれ?一昨年はヘルメットアンプ&ミニギターであさっての方向から登場。そして昨年は影武者起用といったサプライズが用意されていたのだけれど、今回は意外にもあっさり目の登場。が、その理由はノッケから立て続けに演奏された3曲がどれも新曲だったことでナルホドというか。つまり今年はそれこそが最大のサプライズであった訳ですね。

実は、演奏開始直前にJICKのギターが鳴らないというトラブルが発生し、そのままゲバゲバはエンディングを迎え・・・。スタッフ達が急ぎ対応する中、一旦JICKはステージ袖に走って消え、あらためてゲバゲバリスタート。笑いととまどいが微妙にミックスした空気の中、けれどいつものあのディストーションサウンドが一発かき鳴らされれば一瞬にして場の空気は締まって臨戦態勢へ。そしてゆうさんのカウントから飛び出したのは耳馴染みの無いイントロ。

「Oooooh Yeah!! Feel so good!!」

「行けるとこまで行ってみよう!」

「We
're still alive 55!!」

そっか、これがアルバムのオープニングナンバ
ー「55」なんだ!

明快でキャッチーなメロディラインをもったハードドライヴィングナンバー。実にオープニングに相応しい爽快感。そしてガツンと切り込んでくるタニヘイ〜JICKへとバトンが渡されるギターソロ!縦横無尽に歌いまくるベース!パワフルかつ確実にバンドを推進させていくドラムス!うーん、カッコイイ!!

そして続く「Na.Na.Na.」はヘヴィなリズムにツェッペリンを思わせるリフが絡むナンバー。タニヘイさんの作曲だそうです。これまた実にカッコイイ!!ところが、初めて聞く筈の歌詞にどうも覚えが、と思ったら、以前うじきさんがこの曲の歌詞を入力中のPCの画像をツイッターに上げていたことを思い出しました。

「何をしたんだ?俺たちはさぁ」「愛せる時代を残してあげたい 全ての子供に俺たちがさぁ」そんな痛切なメッセージ。誰のせいだとかでなく、大人達全員の責任として未来を生きる子供たちのために何をすべきなのか、という広い視野に立ってのメッセージがスケールの大きなグルーヴに乗って放たれる。だけど、決してシリアスになり過ぎることなく、あくまでも明快かつポジティブに「外」へと向かうスタンスが実に子供ばんどらしくって素敵。あ、ここでもタニヘイ〜JICKのギターソロが炸裂してます。スタジオバージョンはどんなサウンドに仕上がっているんだろう?リズム隊の音とか凄そうだな。早く聴きたい。

3曲目はトーベンさんが書いた「カモン!絶好調!」。この曲はすでに何度かライブで披露されているけど、トーベン&JICKという強烈な2大個性がある意味拮抗しながら、ガツガツガツと刻まれていくドライブ感抜群のサウンドが気持ちイイったらない。「ホトケのツラ拝ませるぜ」「最後にゃ勝つ!ゼッタイ勝つ!!」。そして「ゼッコーチョー!!」トーベンさんのシャウトが暮れかけた空に向け放たれると最後はゆうさんのセリフ「絶好調♪」で〆。スタジオバージョンもこんなエンディングだったらいいな。最高!!

でもって、もうこのあたりで自身のココロがうんうんと大納得のサインを出してるのが自分でも凄く嬉しかったというか 。

続いてはMCタイム。「今日初めて子供ばんどを聴いた人?」に手を挙げる常連メンバー(おいおいw)。そして5月5日の新作リリース発表に大いに湧く会場。ここまで演奏した3曲が新作の「AイチからAサン」
であることが明かされ、次はジュンスカだからちょっとくらい押してもいいだろうとか、一度呼び込んでおいてすぐに戻された森純太氏とか、あれやこれやありに続いて歌われたのは、JICKの「俺も大好き!タニヘイのギター」なんてセリフにも思わずグッときた「月下酔人」。粘っこくエモーショナルなタニヘイさんのギターが詩的だけと骨太な歌詞によく似合う。僕はまたもやここに新生子供ばんどの姿を、そしてすでにこの曲が自分にとって大切な曲になりつつあることに気付かされ、実はここでちょっとだけ泣きました。

そんなこちらのしみじみとした気分を昇華させるかのように間髪入れず飛び出したタニヘイさんが弾くおなじみのリフは「アル中ロックンローラー」。となればボルテージは一気に最高潮へ。それにしてもこの曲でのトーベンさんのシャウト唱法はますます凄みを増している。後半は「おっさん」のコール&レスポンスからの「アラバキ!アル中〜」からの「だいたい誰においてもあるんだイェイイェイイェー」からの「青春してるかーー!!」からの「子供ばんどは永久に不滅でぇーーす!!」からの凄まじいドライブ感のバクハツ!!笑

ラスト、振り絞るようなシャウト「アル中ロックンローラーーー!!」にまたしても大コーフン!

そしてそして最後はトーゼンの選曲「サマータイム・ブルース」。アドリブの歌詞&全身でもってオーディエンスへの感謝を表現するJICKに全力で応える僕ら。実は今回のステージが荒吐と知らされた時に自分が真っ先に思ったのが、このステージに用意されている花道の存在。その先端で3人があのえんやっとっとをキメるシーンを想像した日にゃ。

バンドにもそんな狙いがあったのか、ここまでどの曲でも、アル中ですら誰も花道に入ることなく、だからこそのまさに満を持しての花道突入!!その瞬間の興奮たるや。

そしてあの見るものをトランス状態へと誘う、エンディングの大爆発。それは子供ばんどのステージでしか味わうことの出来ない種類の強烈無比なカタルシス。圧巻!!こうしてキーを打っている間にも血圧が上がってきますが、とにかくあっと言う間に過ぎた30分と少々。本音を言えばもうあと1曲演って欲しかったけど、今回もまた夢のような時間を過ごさせてもらいました。

次回はいよいよ5.5ですね。告知では「ミニライブ」になってますが、みんなでマックス盛り上げてミニじゃなくしちゃおう。

【ACT #021】ARABAKI ROCK FEST. 13(みちのく公園北地区「エコキャンプみちのく」)

ステージ:荒吐<ARAHABAKI> 17:45〜
Opening SE : ゲバゲバ90分!のテーマ
1. 55
2. Na.Na.Na.
3. カモン!絶好調!
4. 月下酔人
5. アル中ロックンローラー
6. サマータイム・ブルース

画像はジュンスカの森純太氏がステージ袖から撮ったというサマタイのナイスショット!!お借りしました (^^;

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2012.09.06記★【YOKOHAMA SUMMER ROCK FES. Revolution Rocks 2012】2012年9月1日(土) YOKOHAMA Bay Hall(土)


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この日子供ばんどは全9組中8番目に登場。機材のセッティング中はPINK FLOYDの『狂気』が、メンバーが登場する時はFRANKIE GOES TO HOLLYWOODの「RELAX」が流れました。

4人全員がこの日のために作ったと思われる「出没注意 横浜ベイホール」とプリントされた赤Tでキメての登場。さぁ一発目は何だ?臨戦態勢バッチリでバクハツの瞬間を待てば、耳に飛び込んで来たのは一瞬何の曲かわからなかった(新曲かとおもた^^;)「ROCK ME」。アルバム『NO GIMMICK』(1986年)のラストを飾るナンバーで、もちろん現在の4人での演奏はこの時が初。アタマからいきなりサプライズ投下というニクイ展開。

続いては5月5日、記念すべき第1回目の子供ばんどチャンネルで初披露された新曲へ(タイトルはまだ決まってない模様)。この曲、自分は勝手にアラフォー〜アラフィフ世代への応援歌と決めつけちゃってますが、6月10日の石巻La Strada以来2度目の演奏。そして一気に会場がヒートアップするのを感じた「のら猫」へと続きます。今回も対バン形式ゆえ、基本MCらしいMCは抜きで飛ばしまくり。

続けて演奏されたのは「TOKYOダイナマイト」。会場の熱気はすでに沸点に達するかのよう。歌詞に”TOKYO”と”YOKOHAMA”が入り混じる当日限定バージョンだったのは言わずもがな。ここまでの4曲がもう多彩というか、バリエーションを効かせながら畳み掛けてくる。そしてトーベンとJICKがリードをシェアし合う「マンモスの唄」でさらにリズムのバリエーションの幅を浮き彫りにさせながら、この2曲が続けて演奏されると何やらリアルなメッセージ性というか、どこかヒリヒリとした感覚が胸の中に広がったりもする。

この日はJICKがYAMAHA SG-1000UX JICKカスタム、タイヘイさんがホワイトのカスタムメイド・ストラトキャスター、トーベンさんはあの年期の入りまくったフェンダー・プレシジョンを弾き、ゆうさんは使い回しのいつもよりバスドラの口径が小さめなラディッグのセットを叩いてましたが(ハイハット、スネアとイスは自前で持ち込んだそうで す)、ここでJICKがギターをPRSへチェンジ。お、来るか?来るのか?

Bmのコードをちらと鳴らせば、あちこちから歓声が。僕が子供ばんどをよく知らない、この日他のバンド目当てに来場した人達にぜひ聴いてもらいたいと思っていた曲の登場。むき出しの心情をシンプルかつストレートに吐露した歌詞がダイナミックに展開していくアレンジに乗せ切々と歌い上げられていく。再始動後でもすでに定番と化したスケールの大きなバラードナンバーですが、僕はこれまででこの日の演奏が一番グッと来ました。とにかくJICKの感情の込め方がハンパない。だからなのか、途中演奏がアヤしい感じになったりもしたのだけれど、それはそんな強い思いがもたらしたものじゃないかとすら思えてますます胸に響いちゃったくらい。

”だからそばにいておくれ、ありがとうーー”

そして間髪入れず切り込んでくるイントロは「アル中ロックンローラー」。先の曲でザワザワとこちらの感情を波立たせておいて、今度は極陽のパワーでもって一気に昇天させちゃおうって算段。このいわく言い難い絶妙のコントラスト感たるや。こちらはもうただひたすら音にビートに身を任せ、バンドの演奏に全身でもって応えるのみ。どうだ、これが子供ばんどだぜ!!極上のロックンロール!!眼前で展開される圧巻のパフォーマンスに、また背後からドッと押し寄せてく る(この日は最前列で堪能させてもらいました)リアクションの濃さにこちらのキブンもますますアガってくる。

そしてラストに飛び出したのが「サマータイム・ブルース」。いわばトーゼンの選曲。それにしてもこのエネルギー感たるや一体なんだ? 途中DEEP PURPLEのライブ版「Strange Kind Of Woman」を一瞬だけ連想させた(笑)JICKとタニヘイさんの掛け合いを経て、例の3人えんやとっとではピークをステージ前方でキメてくれて大コーフン。凄ぇ!でもって楽しい!!

終演後、ツイッターで「客席との一体感ハンパない」というツブヤキを目にしたのだけれど、全くもって同感。それが子供ばんどのライブだし、他のバンドのファンの人達に是非体感して欲しかったブブンだ。

ちなみにこれ某所でもう何度も言ってることだけど、昔と比べてどうとか抜きに心の底からパフォーマンスを楽しめるって事実が感激モノだし、実際昔とはキーを変えている曲があったりはするけど、体感的にそれをものともしない現役感120%で攻めてくる心意気が、嬉しくてたまらない。だから昔のような年中ライブ行脚なんて望んではいないけれど、願わくば、終了後にこれまでで今回が最高!!といつも思わせてくれるアップデート感バツグンなライブをこれからも届けて欲しいと思う。

☆★☆

今回のフェスはどこか大人のそれといった佇まいがなかなか心地よくって、自分は途中から参加したのだけれど、今回初めて観ることが出来た、1975年頃の ジェフ・ベックのテイストを想起した小野瀬雅生氏のGo'n'zo Ropp、トーベンさんがいるパワートリオ、天月のギタリスト田中”ヤッチ”裕千さんがゲストとして参加していたどこか懐かしさとぬくもりを感じさせるサウンドが心地よかったKEIKO WALKERさん(ヤッチさんのソロが火を噴いていた「Woodstock」のカバーが秀逸!)、そしてある意味ギタージャンボリーと化したCHARのカ バー大会が強く印象に残ってます。とても素敵なフェスでした。

【ACT #14】 Live at YOKOHAMA Bay Hall, Yokohama, Kanagawa - Saturday 1st September 2012

1. ROCK ME
2. 新曲(♪All because of me〜)
3. のら猫
4. TOKYOダイナマイト
5. マンモスの唄
6. だからそばにいておくれ
7. アル中ロックンローラー
8. サマータイム・ブルース

最後に、当日の「サマータイム・ブルース」の動画が上がっていたので貼らせてもらいました。この日は演奏前にフォトグラファー、ハービー山口氏とのフォトセッションがあったそうで、ここでもハービー氏が撮影している様子を確認出来ます。それってもしかして新譜用のシューティング?期待はいろいろと募るばかりですが、今後の子供ばんどの動向からますます目が離せません問題!!

2012.04.11記★湯川トーベン ソロライブ 藤沢WESLEY 2012年3月24日(土)

初めてフォークロックスのライブに行ったのが去年の5月だから、あれからもう10ヶ月以上経ってるのか。嘘みたいだな。

先月の24日、地元藤沢市のバーでトーベンさんがライブをやるというので行ってきました。実はソロのライブを見るのは今回が初めて。

僕は勝手にアンプラグドな感じを想像していたのだけれど、この日はグリーンのセミアコ(メーカー不明)を木製キャビネットの年期の入ったアンプ(こちらもメーカー不明)に繋いで鳴らしていました。あ、もちろんボーカルマイク有りです。

普段から酒を飲まないので、これまでバーというものに縁の薄い人生を送ってきた自分ですが(と書くといかにもつまらん人生って感じだよなぁ)、こういう音楽の愉しみ方ってのがあるんですよね。

なんかこういつものライブだぜって構えた感じでなく、ふらっと出かけて小さなハコの片隅でリラックスしながら生演奏を楽しむ。それが昔から憧れていたバンドマンの演奏だったりしたらもう最高。

今回初めてお邪魔させてもらったWESLEYというバー。店内にはジャズプレイヤーのポスター、そして壁という壁には落書きがびっしり。マスターは吉原さんという方で、ご自身もギターを演奏されるらしい。客席はカウンターとその奥に円形のテーブルがひとつ。10名も座れば満席といったキャパの店で(満席でした)、今回僕は一番奥の窓際という端っこ好きにはありがたい場所に陣取らせていただいて。途中休憩を挟んだ2部構成で約2時間。全部で15曲くらいですかね、下戸のくせに珍しくアルコールなんぞちびりちびりやりながらとてもリラックスした気分で楽しませてもらいました。

演奏は8時をちょっと過ぎたあたりからスタート。1曲目がカーナビーツの「モニーモニー」(オリジナルはトミー・ジェイムス&ションデルズ)で、次がスパイダースの「地球が逆さになればいい」だったと思いますが、隣で一緒に観ていた筋金入りのトーベンファンの人(関東湯川会の会長さん)に聞いたところで は、この日は比較的カバー曲が多めだったようで、確かに和洋取り混ぜてセットのほぼ半分くらいですかね、先の2曲の他にやはりスパイダースの「恋のドク ター」(あの"注射ピュッピュッ!"ってやつ)、ビーチボーイズの「ドゥユワナ・ダンス」(オリジナルはボビー・フリーマン)や、2ndセットではディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」をホルダーにセットしたハーモニカを吹きながら。あとラスカルズの「グッド・ラヴィン」なんてところも日本語詞 で歌ってくれました。そうそう、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」もあった。

オリジナル曲は幻想的なものとか牧歌的なバラードとか、シニカルだったり結構辛辣な歌詞の曲、笑わされつつも妙に身につまされちゃうのとか、多種多様でありながら、自分はどの曲にも一本筋の通ったトーベン流ブルースの匂いを感じました。

それととにかく佇まいがいいんですよ。飄々としたムードにフランクなオーラとでも言うのかな、その上色気もあってまぁ格好イイ。

曲間のしゃべりも力が抜けていて自然流。医者の掛け持ちで花粉症の薬だらけ。何がなんだか判らなくなったから結局全部飲むのを止めたとか、気心の知れた音楽仲間達とのあれこれとか。そうそう、個人的に強く反応しちゃったのが「ツェッペリンの初来日公演の武道館2日間行った」ってやつですね。71年の9月23日と24日。中盤のアコースティックセットで客がダレ始めたとか、曲が長過ぎて理解出来なかったとか、途中で帰っちゃった(!)など、当時まだ十代ならそれもむべなるかなと思わずナットクなライブ評?が聞けたのが嬉しかった。そう、今じゃすっかり伝説として語り継がれてるけど、僕はこの正直なコメントが妙に腑に落ちたというか。リアルタイムで体験した人の大半の感想ってこんな感じじゃなかったかと思うんですよね。前半の怒濤のラッシュは確かに凄まじい。けど、まだ大物が来日する機会も少なかった当時、理解不能なブブンが多かったんじゃないかと。

この日特に強く印象に残った曲を2つば かり。おそらくどちらもまだCD化されていないと思いますが、まずは1stセットの最後に歌われた歌詞の中に”アルマジロ”が出てくる曲。フォークロックスのCDを初めて聴いた時にも感じたすこぶるキャッチーなんだけど、ブリティッシュな匂いがちょっと渋みを加えてるみたいな。そこに乗る歌詞がわりと攻撃的で。それと2ndセットの2曲目に演奏された「サイケ」って曲。この曲は先のフォークロックスのライブでも演奏されて、僕はもうとにかく一聴してえらく気に入っちゃったんですが、その弾き語りバージョンも味があってよかった。この2曲は何度でも聴きたいなぁ。そしてアルマジロな歌もいつかバンドバージョ ンで聴いてみたい。

それにしてもあれですよ、タニヘイさんとゆうさんのいるグラニット・ハウスのライブを観た時にも感じたんですが、子供ばんどが現役で活動してくれているという事実を踏まえた上で、こんな風にそれぞれのメンバーのライブを楽しめるというのは何とも贅沢でハッピーなことだなぁ、とあらためて感慨しきりな夜でありました。

これからも出来るだけ足を運びたいですね。今月20日の天月@横浜「CLUB SENSATION」も行きたかったけどその日はSilverheadの2日目だし、27日のソロ@下北沢「ロフト」はロジャーの3日目。そうこうしてい るうちに今年もアラバキの子供ばんどが近付いてくる・・。

次回は5月25日の天月@横浜「STORMY MONDAY」に行きたいです。

当日の写真ですがこんなのしか撮れませんでした。セッティング中のヒトコマですが、何だかよく判らんですね。けど一応トーベンさん写ってます(笑)。

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左の3作目『そら』から「食パンとミルク」と、最後に「退屈に誘われて」を演ってくれました。

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たどん

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